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6月17日配信のBBC-Earth News
「The secrets of ant sleep revealed」の和訳、つづきです。


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( 原文 )

Queen dreams

The queens fell asleep at far more regular intervals than their subjects.
In fact, the queens even synchronised their naps,
with all three queens dozing together.
"It's very cosy," says Cassill.
"The synchrony of queens occurs because, like hound dogs,
they pile atop each other when they sleep. When awake, they separate."
On average, each queen would fall asleep 90 times a day,
sleeping for just over 6 minutes at a time.
That equates to over nine hours of sleep each day.
Queens also slept in two distinct ways.


Sometime they would just doze,
with their antennae half raised and their mouths agape.
When dozing, the queens could be easily roused
by one another or by their workforce.
But often the queens would fall into much deeper sleep,
with their antennae retracted and mouths closed.
Intriguingly, Cassill's team gathered evidence suggesting
that the queen ants dream when sleeping deeply.
Frequently, the queens would quiver their folded antennae when sleeping deeply.
This "rapid antennal movement (RAM) might be an analog to the rapid eye movement
in vertebrates," the researchers write in the Journal of Insect Behavior.

Disposable workers

The function of sleep is still unknown.
But for ants, the lack of rest for the workers seems to help ensure
the queens get to live a peaceful existence.
"Workers are a disposable caste whose job is
to buffer the queen and her royal offspring from agents of death
like exposure, starvation and predators.
It is the workers who engage in the high risk behaviour,
thus the queen lives a long life."
"Amazingly, queens can live six years before they die of old age.
Whereas workers live six months to a year and then die of old age
or some accident during foraging," says Cassill.
The queens of other ant species can live even longer,
reaching up to 45 years.


( 和訳 )

女王は夢を見る

女王アリは、働きアリよりもはるかに規則的な間隔で睡眠をとる。
それだけでなく、複数の女王アリが同時に眠るのである。
「女王アリ達は、ほんとうに気持ちよさそうに一緒に眠るんですよ。
 まるで猟犬みたいに、重なり合って眠るんです。
 そうして、目が覚めたら離れていきます。」

女王アリは、平均すると1日に90回眠り、1回の睡眠時間は6分程度である。
1日の睡眠時間の合計はおよそ9時間ということになる。

(動画) 女王アリが眠っているそばで、働きアリたちが忙しく動き回り、時折、短い睡眠をとっている。

また、女王アリには2通りの眠りがある。

仮眠をしている時は、触覚を少し持ち上げ、口をあけている。
このような仮眠の時には、他の女王アリや働きアリによって容易に目覚める。

しかし、女王アリは、たびたび触覚を縮め口を閉じて、より深い眠りに入る。
興味深いことに、キャッシルらの研究で、
女王アリが深い眠りにある時は夢を見ているらしいことが明らかになった。
深い眠りにある女王アリは、しばしば折りたたんだ触覚を震わせるのである。
この、触角の運動に関して、研究者らは、
Journal of Insect Behavior誌上に 
「急速触覚運動(RAM)は、セキツイ動物の急速眼球運動(REM)に相当すると考えられる。」と書いている。

使い捨ての働きアリ

睡眠の持つ機能については、まだ解明されていない点もあるが、
アリの世界では、働きアリの休息の欠如があってこそ、
女王アリの平穏な生存が保障されるようである。
「働きアリの仕事は、女王アリと将来女王になる幼虫を
 空腹や外敵などの死の危険から守ることです。
 彼らは、いわば使い捨て階級です。
 危険な仕事をしてくれる働きアリがいるから、女王アリは長生きできるんです。」
「驚いたことに、女王アリは、寿命が尽きるまで6年も生きることができます。
 けれども、働きアリの寿命はせいぜい1年ほどで、
 寿命を全うできずに、採餌行動の途中、
 なんらかのアクシデントで死んでしまうこともあります。」と、キャッシル氏は語る。

アリの種類によって、女王アリの寿命がさらに長いものもあり、
最も長命なものは45年も生きることが知られている。


                            訳責 :かほ(*^-^*)



私たちには
命をかけて守るべき女王もいないし
自分のために何でもしてくれる働きアリさんもいない

だから
自分のための時間を大切に
心豊かに生きていたい

生き急いで無理をするのはほどほどに
自然に逆らわず
規則正しく ゆったりと
時に夢を見ながら眠ることを
大切にしないとね・・・



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by hearty-nature | 2009-06-22 08:27 | 自然・環境・エコ関連トピック
6月17日配信のBBC-Earth News に
「The secrets of ant sleep revealed」のタイトルで
眠りについてのおもしろい記事があったので
よろしかったらお付き合いくださいませ。

(主役は、人間じゃなくてありさんだけど/笑)

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( 原文 )

ヒアリの働きアリ(BBC-EARTH NEWSより転載)

a0119258_14194642.jpg



Queen ants dozily dream, while worker ants are forced to get by taking power naps, the first study of the sleeping habits of ants has revealed.

Queen fire ants fall into relatively long,
deep sleeps and kip for an average of nine hours every day.
By contrast, workers sleep just half as much
and get to rest by taking hundreds of short power naps.
This division of rest may help explain why queens live for years,
while worker ants typically only live for months.
It also ensures that enough worker ants are awake at any one time
to protect and serve the colony.
Deby Cassill of the University of South Florida in St Petersburg, US
teamed with colleagues Skye Brown and Devon Swick of the same university,
and George Yanev of the University of Texas in Arlington, US
to study the sleeping patterns of the fire ant Solenopsis invicta.
"I decided to see just how lazy the queens really were," says Cassill.
She and her colleagues raised a colony of fire ants in their laboratory,
and created an artificial chamber containing three queens, 30 workers
and 30 large larvae. They placed a glass cover over the top of the chamber,
allowing the ants to be continuously filmed from above.
Because fire ants generally live underground,
the researchers expected that their sleep patterns would not be determined
by light and dark cycles. And that is what they found.
Workers fell asleep at irregular intervals, and not at the same time.
But the sheer number of incredibly short naps they took was striking.
On average, a single worker ant would take 250 naps each day,
with each one lasting just over a minute.
That equates to 4 hours and 48 minutes of sleep a day.
That also meant that 80 per cent of the workforce was awake and active
at any one time.
"The large number and short naps by workers means
that jobs in the nest never go unattended," says Cassill.
"There is always a worker available when the need arises.
When work is slow, workers sleep more."
Equally striking was the contrast between the sleeping habits
of the workers and of the queens they served.



( 和訳 )

働きアリは仮眠を取るだけだが、女王アリはゆっくり夢を見る。
アリの睡眠についての研究がはじめて発表された。


ヒアリの女王アリは比較的長く深い睡眠をとり、1日の睡眠時間の合計は平均9時間である。
一方、働きアリは、短時間の仮眠を1日に数百回とっており、
睡眠時間の合計は女王アリの半分ほどしかない。
このような睡眠のとり方の違いは、
女王アリと働きアリの寿命の違いにも関係しているかもしれない。
女王アリは何年も生きられるのに、働きアリの寿命はわずか数ヶ月なのである。
働きアリが交替で短時間の休息をとることで、
常に、巣を守りえさを運ぶのに必要な数の働きアリが目覚めていることになる。
南フロリダ大学のデビ・キャッシル氏は、同大学のスカイ・ブラウン氏、
デヴォン・スウィック氏、テキサス大学のジョージ・ヤネフ氏と協力して、
ヒアリ(学名:Solenopsis invicta)の睡眠パターンの研究を行った。

「女王アリが実際はどれほど怠け者なのか、調べようと思いました。」
と、キャッシル氏は語る。
彼女の研究チームは研究室内の人工飼育ケースを用いて、
女王アリ3匹、働きアリ30匹、幼虫30匹からなるヒアリのコロニーを飼育した。
飼育ケースにはガラスの蓋を付け、上方から連続撮影を行った。

ヒアリは通常地下で生活しているので、
ヒアリの睡眠パターンが光周期に影響を受けることはないだろうと、
研究者たちは考え、それが間違っていないことが明らかになった。

働きアリたちは、それぞれに不規則な間隔で仮眠をとっており、
非常に頻回に、信じられないほど短時間の睡眠をとっていることがわかった。
1匹の働きアリは、1日に平均250回、1分間ほどの仮眠をとり、
1日の睡眠時間の合計は4時間48分であった。

働きアリがこのような睡眠パターンを取ることで、
常に、80%の働きアリが目覚めて活動していることになる。
「働きアリの睡眠パターンのおかげで、
 巣の仕事がほったらかしにされることはありません。」と、キャッシル氏は語る。
「必要な時にはいつでも働きアリが動いてくれます。
 仕事の少ない時には、働きアリは少し多めに睡眠をとります。」
また、驚くべきことに、
働きアリと、彼らが仕える女王アリの眠りのパターンはまったく異なっているのである。


( つづく )
                            訳責 :かほ(*^-^*)



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by hearty-nature | 2009-06-21 14:27 | 自然・環境・エコ関連トピック