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カテゴリ:自然・環境・エコ関連トピック( 12 )

6月19日配信のBBC-Earth News
「The plant that pretends to be ill」の和訳、つづきです。


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( 原文 )

Mining moths lay larvae into the leaves,
and the caterpillars then munch through the leaf surface,
leaving a white trail of damage behind.
"The similarity of the variegation patterns
with the criss-cross munching traces of the larvae
led to the idea that maybe they deter the mining moth
from laying its eggs," says Liede-Schumann.
To test the idea, the researchers used white correction fluid
to mimic the appearance of variegation on hundreds of healthy leaves.
After three months, they then counted the number of leaves
affected by the mining moth caterpillars,
comparing green leaves, variegated leaves and
those painted white to appear variegated.



a0119258_9444335.jpg

ハモグリガの幼虫の食害痕 BBC Earth Newsより転載


"The results were the same," says Liede-Schumann.
"Visibly variegated leaves were significantly less frequently
damaged by mining moth larvae than plain green ones."
While moths infested almost 8% of green leaves,
they infested 1.6% of variegated ones
and just 0.4% of those painted to look like they were variegated.
"I was quite surprised," says Liede-Schumann.
She believes that the plant essentially fakes being ill,
producing variegated leaves that mimic those
that have already been damaged by mining moth larvae.
That deters the moths from laying any further larvae on the leaves,
as the insects assume the previous caterpillars have already eaten
most of the leaves' nutrients.
"The fact that there are both plain green and variegated leaves
in the population indicates to me that both are useful
in the long-term success of the species," says Liede-Schumann.
The reduction in a variegated leaf's ability to photosynthesise
is likely to be more than offset by the benefits of not being eaten,
the researchers believe,
suggesting that variegation survives in wild plants
because it confers a selective advantage.



( 和訳 )

ハモグリガの幼虫は、葉の組織内に潜入し、表皮を残して内側の葉肉を食べながら進むので、
食害の痕が白い線になって残る。

「白い斑の模様と、ハモグリガの幼虫の食害痕がとてもよく似ているので、
 ハモグリガの産卵を防ぐための擬態なのではないかと考えました。」
と、リード・シューマン氏は語る。

この仮説を確かめるため、白い修正液を用いて、
何百枚もの健康な緑色の葉に斑の模様を描いた。

それから3ヵ月後、緑の葉、斑入りの葉、修正液で模様を描いた葉で、
ハモグリガの幼虫に食害されたものを数えた。


(写真) ハモグリガ幼虫の食害痕

「結果は同じでした。」と、リード・シューマン氏は語る。
「斑入りの葉は、緑の葉に比べてハモグリガの食害は随分少なかったんです。」

ハモグリガの害を受けた割合は、緑の葉で8%、斑入りの葉で1.6%、
白い模様を描いた葉では0.4%だった。

「本当にびっくりしました。」
リード・シューマン氏は、斑入りの葉は、
すでにハモグリガの幼虫の食害を受けているように見せかけるための擬態であると確信した。
この擬態により、昆虫は、その葉の栄養はほとんど食べつくされたものとみなし、
そこに産卵することはしない。


「同種の植物の集団内に
 緑の葉の個体と斑入りの葉を持つ個体の両方が存在していることから、
 種としての長期にわたる生き残りには、両者とも有用であると考えられます。」
と、リード・シューマン氏は語る。

選択的優位性を持つ斑入りの植物が野生でも生き残れることから、
斑入りの葉の光合成能力低下による不利益は、
食べられないで済むことで十分に相殺されるものと考えられる。


                            訳責 :かほ(*^-^*)


-----

大切な何かをなくしてしまうことで
別の何かいいことが転がり込んでくるかもしれない

何かを手に入れるために
大切な何かを切り捨てないとならないかもしれない

利益を取ることと不利益を避けること・・
そのバランスが鍵

自然界では
すべての命がつながりあって
その緻密な計算が
当たり前のように繰り広げられ
それはそれは絶妙に釣り合いを保ってる

自分のことだけ見つめてたら
そのバランスをうまくとることは
とても難しく思える・・



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by hearty-nature | 2009-07-05 09:47 | 自然・環境・エコ関連トピック
植物は
じっとそこに動かないまま
草食性の生き物から
自分の身を守らなければならない。

その防衛戦略は多様で
硬くてつるつるした葉を持つ、トゲや毛を持つなどの物理的戦略
毒を持つ、ゴムのような樹液を分泌するなどの化学的戦略
それから・・傷つきやすい大切な新葉を守るためのいろんな工夫・・

なかには
もう食べるとこなんかありませんよ~と言わんばかりの穴だらけの葉
しおれちゃってます~のふりをするオジギソウ
・・などなど、オリジナリティにあふれる植物も。

ちなみに・・
新葉を出す際の工夫は、こ~んなにいろいろ。      
          ↓
・昆虫が少ない時期を選ぶ
・草食動物に食べられても葉が残るよう、一度にたくさん。
・草食動物の大群を引き付けてしまう事がないように定期的に少しずつ。
・すべての葉を落として草食動物たちを遠ざけておいてから、すばやく新葉を出す。
・赤や白の新葉(葉緑素を持たないことで草食動物の目を逃れている)

とまあ
動けない植物の 生き残るための知恵には
ほんとに、びっくり、脱帽ですね~。


6月19日配信のBBC-Earth News に
「The plant that pretends to be ill」のタイトルで
植物の防衛戦略に関するおもしろい記事を見つけたので
ご紹介させてくださいな(*^-^*)

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( 原文 )

a0119258_22201015.jpg

ハモグリガにダメージを受けた葉(左)と、そのふりをした葉 (右)BBC Earth Newsより転載


A plant that pretends to be ill has been found
growing in the rainforests of Ecuador.


The plants feigns sickness to stop it being attacked by insect pests
known as mining moths, which would otherwise eat its healthy leaves.
It is the first known example of a plant that mimics being ill,
and could also explain a common pattern
seen on plant leaves known as variegation.
The discovery is published in the journal Evolutionary Ecology.
Variegation is familiar to gardeners and affects many species of plant.
Variegated plants have different coloured patterns on the leaf surface,
produced by a variety of causes.
One of the most common is when cells in the leaf lose chlorophyll
and their ability to photosynthesise, appearing white.
In theory, plants with variegated leaves should be at a disadvantage,
because of this restricted ability to photosynthesise.
But a chance discovery by a team of botanists suggests
this may not be true after all.
Instead, some variegated plants may be mimicking illness
to avoid being eaten, putting themselves at an advantage.
Sigrid Liede-Schumann and colleagues Ulf Soltau and Stefan Dotterl
of the University of Bayreuth in Germany were studying understory plants
in the forest of southern Ecuador,
when they noticed that the plain green leaves of a plant
known as Caladium steudneriifolium were far more frequently damaged
by mining moths than those of variegated leaves of the same species nearby.



( 和訳 )

エクアドルの熱帯雨林で病気のふりをする植物が見つかった

この植物は、葉を食べる ”ハモグリガ” という害虫から身を守るために、
病気のふりをする。

病気の葉に擬態する植物の実例が見つかったのは初めてであり、
斑入り植物に見られる模様についても説明できるかもしれない。
この発見は、the journal Evolutionary Ecology誌に発表された。

斑入りの葉は多くの種で見られ、園芸家にはよく知られている。
いろいろな色模様の斑入りの植物があり、その原因は多様であるが、
最もよく知られているのは、葉の細胞が葉緑素を失い白く見えるもので、
白い部分は光合成能力も失われている。

斑入り植物は光合成能力が低下しているため生育も悪くなり、
理論的には不利であると考えられる。

しかし、植物学者チームの偶然の発見から、
ある種の斑入り植物は食害を防ぐために病気の擬態をすることで、
むしろ、優位に立っているであろうことがわかった。

バイロイト大学(ドイツ)のシグリッド・リード・シューマンらは、
南エクアドルの森の林床に生育する植物の研究をしていた時に、
カラジウムの1種(サトイモ科 学名:Caladium steudneriifolium)で、
斑入りの葉に比べて全体が緑色の葉の方が
ハモグリガの幼虫による食害が顕著であることに気が付いた。


( つづく )
                            訳責 :かほ(*^-^*)






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by hearty-nature | 2009-06-27 22:24 | 自然・環境・エコ関連トピック
6月17日配信のBBC-Earth News
「The secrets of ant sleep revealed」の和訳、つづきです。


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( 原文 )

Queen dreams

The queens fell asleep at far more regular intervals than their subjects.
In fact, the queens even synchronised their naps,
with all three queens dozing together.
"It's very cosy," says Cassill.
"The synchrony of queens occurs because, like hound dogs,
they pile atop each other when they sleep. When awake, they separate."
On average, each queen would fall asleep 90 times a day,
sleeping for just over 6 minutes at a time.
That equates to over nine hours of sleep each day.
Queens also slept in two distinct ways.


Sometime they would just doze,
with their antennae half raised and their mouths agape.
When dozing, the queens could be easily roused
by one another or by their workforce.
But often the queens would fall into much deeper sleep,
with their antennae retracted and mouths closed.
Intriguingly, Cassill's team gathered evidence suggesting
that the queen ants dream when sleeping deeply.
Frequently, the queens would quiver their folded antennae when sleeping deeply.
This "rapid antennal movement (RAM) might be an analog to the rapid eye movement
in vertebrates," the researchers write in the Journal of Insect Behavior.

Disposable workers

The function of sleep is still unknown.
But for ants, the lack of rest for the workers seems to help ensure
the queens get to live a peaceful existence.
"Workers are a disposable caste whose job is
to buffer the queen and her royal offspring from agents of death
like exposure, starvation and predators.
It is the workers who engage in the high risk behaviour,
thus the queen lives a long life."
"Amazingly, queens can live six years before they die of old age.
Whereas workers live six months to a year and then die of old age
or some accident during foraging," says Cassill.
The queens of other ant species can live even longer,
reaching up to 45 years.


( 和訳 )

女王は夢を見る

女王アリは、働きアリよりもはるかに規則的な間隔で睡眠をとる。
それだけでなく、複数の女王アリが同時に眠るのである。
「女王アリ達は、ほんとうに気持ちよさそうに一緒に眠るんですよ。
 まるで猟犬みたいに、重なり合って眠るんです。
 そうして、目が覚めたら離れていきます。」

女王アリは、平均すると1日に90回眠り、1回の睡眠時間は6分程度である。
1日の睡眠時間の合計はおよそ9時間ということになる。

(動画) 女王アリが眠っているそばで、働きアリたちが忙しく動き回り、時折、短い睡眠をとっている。

また、女王アリには2通りの眠りがある。

仮眠をしている時は、触覚を少し持ち上げ、口をあけている。
このような仮眠の時には、他の女王アリや働きアリによって容易に目覚める。

しかし、女王アリは、たびたび触覚を縮め口を閉じて、より深い眠りに入る。
興味深いことに、キャッシルらの研究で、
女王アリが深い眠りにある時は夢を見ているらしいことが明らかになった。
深い眠りにある女王アリは、しばしば折りたたんだ触覚を震わせるのである。
この、触角の運動に関して、研究者らは、
Journal of Insect Behavior誌上に 
「急速触覚運動(RAM)は、セキツイ動物の急速眼球運動(REM)に相当すると考えられる。」と書いている。

使い捨ての働きアリ

睡眠の持つ機能については、まだ解明されていない点もあるが、
アリの世界では、働きアリの休息の欠如があってこそ、
女王アリの平穏な生存が保障されるようである。
「働きアリの仕事は、女王アリと将来女王になる幼虫を
 空腹や外敵などの死の危険から守ることです。
 彼らは、いわば使い捨て階級です。
 危険な仕事をしてくれる働きアリがいるから、女王アリは長生きできるんです。」
「驚いたことに、女王アリは、寿命が尽きるまで6年も生きることができます。
 けれども、働きアリの寿命はせいぜい1年ほどで、
 寿命を全うできずに、採餌行動の途中、
 なんらかのアクシデントで死んでしまうこともあります。」と、キャッシル氏は語る。

アリの種類によって、女王アリの寿命がさらに長いものもあり、
最も長命なものは45年も生きることが知られている。


                            訳責 :かほ(*^-^*)



私たちには
命をかけて守るべき女王もいないし
自分のために何でもしてくれる働きアリさんもいない

だから
自分のための時間を大切に
心豊かに生きていたい

生き急いで無理をするのはほどほどに
自然に逆らわず
規則正しく ゆったりと
時に夢を見ながら眠ることを
大切にしないとね・・・



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by hearty-nature | 2009-06-22 08:27 | 自然・環境・エコ関連トピック
6月17日配信のBBC-Earth News に
「The secrets of ant sleep revealed」のタイトルで
眠りについてのおもしろい記事があったので
よろしかったらお付き合いくださいませ。

(主役は、人間じゃなくてありさんだけど/笑)

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( 原文 )

ヒアリの働きアリ(BBC-EARTH NEWSより転載)

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Queen ants dozily dream, while worker ants are forced to get by taking power naps, the first study of the sleeping habits of ants has revealed.

Queen fire ants fall into relatively long,
deep sleeps and kip for an average of nine hours every day.
By contrast, workers sleep just half as much
and get to rest by taking hundreds of short power naps.
This division of rest may help explain why queens live for years,
while worker ants typically only live for months.
It also ensures that enough worker ants are awake at any one time
to protect and serve the colony.
Deby Cassill of the University of South Florida in St Petersburg, US
teamed with colleagues Skye Brown and Devon Swick of the same university,
and George Yanev of the University of Texas in Arlington, US
to study the sleeping patterns of the fire ant Solenopsis invicta.
"I decided to see just how lazy the queens really were," says Cassill.
She and her colleagues raised a colony of fire ants in their laboratory,
and created an artificial chamber containing three queens, 30 workers
and 30 large larvae. They placed a glass cover over the top of the chamber,
allowing the ants to be continuously filmed from above.
Because fire ants generally live underground,
the researchers expected that their sleep patterns would not be determined
by light and dark cycles. And that is what they found.
Workers fell asleep at irregular intervals, and not at the same time.
But the sheer number of incredibly short naps they took was striking.
On average, a single worker ant would take 250 naps each day,
with each one lasting just over a minute.
That equates to 4 hours and 48 minutes of sleep a day.
That also meant that 80 per cent of the workforce was awake and active
at any one time.
"The large number and short naps by workers means
that jobs in the nest never go unattended," says Cassill.
"There is always a worker available when the need arises.
When work is slow, workers sleep more."
Equally striking was the contrast between the sleeping habits
of the workers and of the queens they served.



( 和訳 )

働きアリは仮眠を取るだけだが、女王アリはゆっくり夢を見る。
アリの睡眠についての研究がはじめて発表された。


ヒアリの女王アリは比較的長く深い睡眠をとり、1日の睡眠時間の合計は平均9時間である。
一方、働きアリは、短時間の仮眠を1日に数百回とっており、
睡眠時間の合計は女王アリの半分ほどしかない。
このような睡眠のとり方の違いは、
女王アリと働きアリの寿命の違いにも関係しているかもしれない。
女王アリは何年も生きられるのに、働きアリの寿命はわずか数ヶ月なのである。
働きアリが交替で短時間の休息をとることで、
常に、巣を守りえさを運ぶのに必要な数の働きアリが目覚めていることになる。
南フロリダ大学のデビ・キャッシル氏は、同大学のスカイ・ブラウン氏、
デヴォン・スウィック氏、テキサス大学のジョージ・ヤネフ氏と協力して、
ヒアリ(学名:Solenopsis invicta)の睡眠パターンの研究を行った。

「女王アリが実際はどれほど怠け者なのか、調べようと思いました。」
と、キャッシル氏は語る。
彼女の研究チームは研究室内の人工飼育ケースを用いて、
女王アリ3匹、働きアリ30匹、幼虫30匹からなるヒアリのコロニーを飼育した。
飼育ケースにはガラスの蓋を付け、上方から連続撮影を行った。

ヒアリは通常地下で生活しているので、
ヒアリの睡眠パターンが光周期に影響を受けることはないだろうと、
研究者たちは考え、それが間違っていないことが明らかになった。

働きアリたちは、それぞれに不規則な間隔で仮眠をとっており、
非常に頻回に、信じられないほど短時間の睡眠をとっていることがわかった。
1匹の働きアリは、1日に平均250回、1分間ほどの仮眠をとり、
1日の睡眠時間の合計は4時間48分であった。

働きアリがこのような睡眠パターンを取ることで、
常に、80%の働きアリが目覚めて活動していることになる。
「働きアリの睡眠パターンのおかげで、
 巣の仕事がほったらかしにされることはありません。」と、キャッシル氏は語る。
「必要な時にはいつでも働きアリが動いてくれます。
 仕事の少ない時には、働きアリは少し多めに睡眠をとります。」
また、驚くべきことに、
働きアリと、彼らが仕える女王アリの眠りのパターンはまったく異なっているのである。


( つづく )
                            訳責 :かほ(*^-^*)



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by hearty-nature | 2009-06-21 14:27 | 自然・環境・エコ関連トピック

WWF(世界自然保護基金)エンヴァイロメント・ニュース

2009年2月25日の記事から
"Illegal clearing behind human and tiger deaths in Sumatra"
の和訳、後半です。

( 原文 )

Jambi Province is the site of the only two “global priority” tiger conservation landscapes in Sumatra, as identified by a group of leading tiger scientists in 2005.
There are estimated to be fewer than 400 Sumatran tigers left in the wild.

Didy Wurjanto, the head of the official Jambi nature conservancy agency,
BKSDA, said his team has increased its patrols following the killings.
He is also working with local officials to halt the rampant conversion
of forests by illegal loggers and palm oil plantations,
which is mostly done by people from outside Jambi.

“The shocking news that six people have been killed in less than one month
is an extremely sad illustration of how bad the situation has become in Jambi,” Wurjanto said.
“It’s a signal that we need to get serious about protecting natural forest
and giving tigers their space, and ensure local governments have sustainable economic development policies in place that include long-term protections
for our natural resources.”

WWF is working with officials and communities in both provinces on ways
to reduce the conflict and has deployed field staff to the site of the Riau killings to investigate the incidents.

      * BKSDA 自然資源保護局
            Balai Konservasi Sumber Daya Alam (Indonesia)


( 和訳 )

ジャンビ州は、2005年にトラの研究家のグループによって、
世界でも最も重要なトラの保護地区に指定された場所のひとつである。
野生のスマトラトラはスマトラ島だけにしか生息しておらず、
その生息数はいまや400頭に満たないといわれている。

ジャンビ州自然資源保護局長ディディー・ウルヤント氏は、
トラの襲撃による死亡事故後、周辺のパトロールを強化したと話した。
また、違法伐採やアブラヤシのプランテーション拡大を行っているのは
主としてジャンビ州外の個人、企業であるため、
各地の当局と連携して取り締まりに当たっている。

ウルヤント氏は次のように語っている。
「わずか1ヶ月足らずのうちに6人もの死亡者があったという衝撃的なニュースは、
ジャンビの状況がいかに悪化しているかを示している。
極めて遺憾な事態であり、警告であると受け止めている。
今後は、自然林を保護してトラの生息地を確保することに本気で取り組まねばならない。
各地方自治体も、長期に亘る自然資源の保護を含めた持続的な経済発展政策を打ち出していく必要がある。」

WWF(世界自然保護基金)は、ジャンビ、リアウ両州の当局、団体と連携して、
トラと人との衝突を減らすために尽力しており、
現地にスタッフを送りリアウでの事件について詳しい調査を進めている。


                               訳責 :かほ(*^-^*)



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by hearty-nature | 2009-02-28 23:06 | 自然・環境・エコ関連トピック
WWF(世界自然保護基金)エンヴァイロメント・ニュース
2009年2月25日の記事から
"Illegal clearing behind human and tiger deaths in Sumatra"
の和訳、1回目です。

( 原文 )

Jakarta, Indonesia – In the wake of the deaths of six people
from tiger attacks in Sumatra’s Jambi Province in less than a month,
conservationists are calling for an urgent crackdown
on the clearing of natural forest in the province
as a matter of public safety.

Tigers killed three illegal loggers over the weekend in Jambi,
according to government officials.
Three people were killed earlier in the same central Sumatran province.
Three juvenile tigers were killed by villagers this month
in neighbouring Riau Province,
apparently after straying into a village in search of food.
And in an unrelated incident, two Riau farmers were hospitalized
after being attacked by a tiger last weekend.

“As people encroach into tiger habitat, it’s creating a crisis situation
and further threatening this critically endangered sub-species,”
said Ian Kosasih, director of WWF’s Forest Program.
“In light of these killings, officials have got to make public safety
a top concern and put a stop to illegal clearance of forests in Sumatra.”

There is rampant clearing of forests by individuals and corporations
in the region for palm oil plantations and pulpwood plantations.
This forest loss is one of the leading drivers of human-tiger conflict
in the region.
About 12 million hectares of Sumatran forest has been cleared
in the past 22 years, a loss of nearly 50 percent islandwide.
The incidents in Riau occurred in the Kerumutan forest block,
a site where many forest fires have been set in the last two months,
as well as the location of many plantation developments threatening tiger forests.

     * crackdown 〔違法行為に対する〕取り締まり
       encroach  侵入する、侵害する


( 和訳 )

インドネシア・ジャカルタ ― スマトラ島ジャンビ州で
スマトラトラの襲撃による事故が相次ぎ、ここ一ヶ月で死者は6名にのぼった。
住民の安全のために、自然林の違法伐採への取締りの強化を早急に行うことを求める声が上がっている。

政府当局によると、スマトラ島の中心部にあるジャンビ州で、
先週末に3人の違法伐採者がトラの襲撃により死亡、
それ以前にも3名の死亡が報告されている。
また、隣接するリアウ州では、
今月になって、えさを求めて村に入り込んだトラの子3頭が住民に殺されるということがあり、先週末にはトラの襲撃により農夫が2名負傷、入院治療中である。

WWF(世界自然保護基金)の森林プログラム責任者イアン・コサシ氏は次のように語った。
「トラの生息地を人が侵害することが、このように重大な事態を招いた。
また、近絶滅亜種であるスマトラトラが、ますます絶滅の危機に瀕することになる。
インドネシア政府は、今回のトラによる死亡事故を踏まえて住民の安全を最優先課題とし、
スマトラの違法伐採の取締りを強化すべきだ。」

この地域では、ヤシ油を採るためのアブラヤシのプランテーション、
紙パルプの原料になるアカシアのプランテーションのために、
度重なる大規模な森林伐採が行われてきた。
このような森林の減少が人とトラとの衝突を引き起こす大きな要因のひとつである。
スマトラの森林伐採は過去22年間で1200万ヘクタールに及び、
島全体のおよそ50%に当たる森林が消失したことになる。
リアウでの事件が起きたケルムタン森林保護区は、
この2ヶ月に何度も森林火災が起きており、
またプランテーションの拡大のためにトラの生息地である森林が激減している場所である。

( つづく )


                               訳責 :かほ(*^-^*)



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by hearty-nature | 2009-02-28 00:26 | 自然・環境・エコ関連トピック
ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009年2月6日の記事から
「Where Are All the Migratory Birds Going?」 のつづき、6回目
今回で、このレポートは最終回です(*^-^*)

( 原文 )

◆ Complicated Conservation ◆

Conservation approaches are sometimes complicated because protections vary from country to country and data is scarce from vast geographical swaths including much of Africa and southern Asia.

But conservationists are relying on current research to fine-tune their strategies.

If certain pesticides are harming some birds, other alternatives may be available.

For some birds, preserving summer or winter grounds may be the key.
For others, "It's the tens of sites in between that are incredibly important," said Martin Fowlie, a BirdLife International spokesperson.

"It's only over the last few years, using these new technologies, we have seen how important some of these places are."

Even now, despite declines, migrants still flood the skies, giving ornithologists and conservationists hope.

"The time to protect a bird is when it's common," Greenberg said. "What we love about migration is that you can go out on a spring day and see it."


      * fine-tune : ~の微調整をする


( 和訳 )

◆ 保護の複雑さ・難しさ ◆

渡り鳥の保護への取り組みは国ごとに違っており、アフリカや南アジアを含む広大な地域でデータが不足しているため、保護対策は複雑で困難な場合がある。

しかし、保護団体は最新の研究に沿って対応を変えながら渡り鳥の保護活動を進めている。

たとえば、ある農薬がある種の鳥に害を及ぼしていることがわかれば、それに代わるものを使えばよい。

種によって、繁殖地や越冬地を保護することが重要となる場合もあるし、渡りの途中の数十箇所の中継地点の確保が非常に重要な場合もある。

「ここ数年の最新技術を用いた研究によって、渡りの中継地点がいかに重要であるかがわかってきた。」と、バードライフ・インターナショナル広報担当のマーティン・フォーリー氏は語った。

渡り鳥の数は確かに減っているが、今もなお、空一面に飛ぶ渡り鳥の姿が見られる。鳥類学者や保護団体は、まだ望みを捨ててはいない。

スミソニアン渡り鳥センターのグリーンバーグ氏は次のように語った。
「個体数が減ってしまってから保護するのでは遅すぎるんだ。春になって出かけていけば、また、いつものように渡り鳥たちに出会える・・それは本当にうれしいことだ。いつまでもそうあってくれることを願っている。」

Hayley Rutger for National Geographic magazine





                               訳責 :かほ(*^-^*)



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by hearty-nature | 2009-02-15 10:27 | 自然・環境・エコ関連トピック
ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009年2月6日の記事から
「Where Are All the Migratory Birds Going?」 のつづき、5回目です。

( 原文 )

◆ Time Running Out ◆

They're spearheading DNA studies of the Southern Hemisphere's largest migration, which spans South America—Earth's most bird-rich continent—and about which little is known so far.

"We believe that with modern technology like genetic techniques and stable isotopes, migration research in South America can come a long way in a very short time," said Levey, who receives support from National Geographic for his research.

And time is running out:
destructive agriculture in Latin America is decimating protective and food-rich forest cover for birds including the fork-tailed flycatcher, one of the birds Levey is studying.

As these forests shrink, so do the numbers of birds who depend on them for shelter and food. They have to search elsewhere for what they need, and in some cases become more vulnerable to predators.

But new research shows that locals can provide migrating birds with life-saving information about unfamiliar predators along their long-distance routes.

Biologist Joseph Nocera, at the University of New Brunswick, has shown for the first time that migrating songbirds identify and avoid these predators while traveling south. They learn which animals are dangerous by heeding local birds' alarm calls.

With support from National Geographic, Nocera found that songbirds like the red-eyed vireo and Swainson's thrush, migrating from Canada to Belize, quietly observe and learn from local birds, just "sitting back and gaining the benefits of the enhanced information."

He compared the traveling birds' learning process to his own experience as a first-timer in Belize: "I never knew what animal to avoid and what not to," he recalled. "I was jumpy around every snake I saw. So I thought, what must a migrating bird go through?"

Getting inside bird brains as Nocera has done is a major frontier for migration science, said Greenberg of the Smithsonian Migratory Bird Center. He anticipates future research into how individual migrants make choices and use spatial learning during their journeys will help scientists piece together more of the migration puzzle.


     * decimate : 滅ぼす、激減させる
       vulnerable : 攻撃されやすい
       

( 和訳 )

◆事態は急を要している ◆

フロリダ大学の動物学者ダグラス・リーヴィとアレックス・ジャンは、ナショナルジオグラフィックの支援を受けて、南米の渡り鳥の調査・研究を行っている。

南米は世界でも最も多様な鳥が生息している大陸であるにもかかわらず、そこに生息する渡り鳥については、これまでほとんど知られていなかった。

リーヴィー氏は、次のように語っている。
「遺伝子工学や安定同位体などの最新技術を使えば、南米の渡り鳥の研究は短期間で飛躍的に進められるだろう。」

そして、もはや事態は急を要している。
中南米諸国では、農地拡大のための森林破壊が進んでいる。

森林は、鳥たちを守り、豊富なえさを供給してきた。森林破壊は、森に依存している鳥の個体数の減少につながる。鳥たちは、隠れ家とえさをほかの場所に求めなくてはならず、また、捕食動物に狙われる確率も高くなる。

渡り鳥の危機が増大する中、渡り鳥は渡りの途中で遭遇する未知の捕食動物から身を守るための情報をその場所に生息する他種の鳥たちから得ていることが、最近の研究でわかってきた。

ニューブランズウィック大学の生物学者ジョセフ・ノセラ氏によると、渡り鳥は南へ向かう旅の途中で遭遇した未知の捕食動物を認識して避けるという。地元の鳥が発する警戒声を聞くことで、どの動物が危険なのかを知るというのである。

ナショナルジオグラフィックの支援の下、ノセラ氏は、カナダからべリーズへ渡るアカメモズモドキとオリーブチャツグミが、地元の鳥を静かに観察して学習することを発見した。

氏は、渡り鳥の学習過程を、初めてベリーズに行った時の自分の体験と照らし合わせて考えた。「初めてここに来た時は、どの動物が危険なのか全くわからなかったから、ヘビを見るたびにびくびくしたもんだよ。渡り鳥だって同じだろう。いったいどうやって天敵を知るんだろうと考えたんだ。」

ノセラ氏がしたように鳥の知能・学習能力を解明することがこれからの渡り鳥研究の主流となるだろうと、スミソニアン渡り鳥センターのグリーンバーグ氏は語った。氏は、個々の渡り鳥が渡りの途中で学習した情報をどのように選択し利用するのかが解明されれば、渡りの謎が解けるのではないかと期待している。


                               訳責 :かほ(*^-^*)



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by hearty-nature | 2009-02-14 17:04 | 自然・環境・エコ関連トピック
ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009年2月6日の記事から
「Where Are All the Migratory Birds Going?」 のつづき、4回目です。

( 原文 )

◆ Tracking a 10,000-mile Migration ◆

Scientists are also using satellite transmitters
to directly track larger birds' movements,
and are able to find out for the first time
the exact routes and extraordinary distances some birds travel.

The lives of many seabirds and shorebirds remain perfect puzzles for these one-ounce (30-gram) satellite tags.

Marine biologist Andrew Westgate, a National Geographic grantee,
has taped and glued transmitters to gull-like greater shearwaters,
which appear to be declining in the Atlantic Ocean.

Westgate's project leader, biologist Rob Ronconi of Dalhousie University in Nova Scotia, tracked six greater shearwaters for more than 10,000 miles over three ocean crossings‐the first-ever record of their Atlantic migration, which took them from North America to Africa, back west to South America, and finally to their nesting grounds between South America and Africa.

Oil spills, fishing lines, and predators introduced to certain breeding spots might be contributing to the shearwaters' apparent decline,
but scientists have yet to gather strong evidence of how many birds are dying.

Satellite-tagging programs like this one may help shed new light. Important protections have already resulted from the information other seabirds have relayed.

By satellite-tagging endangered albatross,
ornithologists have shown that many die
after getting tangled up in fishing gear.
This helped lead to a 12-nation treaty,
the Agreement for the Conservation of Albatrosses and Petrels, which President Bush proposed the U.S. join in October 2008.


( 和訳 )

◆ 1万マイルの渡りの追跡調査 ◆

渡り鳥に衛星送信機を装着して、その移動経路を直接追跡調査している研究者もいる。この研究によって、いくつかの種で、正確な飛来経路とその驚くべき飛行距離が明らかになった。

なお、衛星送信機は30gの重量があり、
この方法は大型の鳥に限られるため、
多くの海鳥、シギ・チドリなどの海辺の鳥の生活史は、未だ謎に包まれたままである。

ナショナルジオグラフィックの補助金受領者である海洋生物学者アンドリュー・ウェストゲート氏は、大西洋に分布し近年生息数が減少していると見られるズグロミズナギドリの追跡調査を行っている。

カナダのノバスコシア州にあるダルハウジー大学の生物学者ロブ・ロンコーニ氏の研究チームがこのプロジェクトに取り組み、6羽のズグロミズナギドリに衛星送信機を装着、3つの海を渡る1万6000キロ以上の長い渡りの旅の経路をはじめて明らかにした。

ズグロミズナギドリは、北米から大西洋を横断してアフリカへ、再び西へ向かい南米へ、その後、南米とアフリカの間にある大西洋上の繁殖地へたどり着くことがわかった。

移動経路上での原油流出、釣り糸に絡まる事故、繁殖地への新たな捕食動物の侵入がズグロミズナギドリの個体数減少の原因と考えられるが、どのくらいの数のズグロミズナギドリがそういった原因で命を落としているのか、なお、研究中である。

ほかの海鳥についても、このような衛星による追跡調査が行われており、重要な保護対策が始められている。

絶滅の危機に瀕するアホウドリの衛星追跡調査では、はえ縄漁に巻き込まれて死亡する事故が多いことが判明し、これを受けて、「アホウドリ類とウミツバメ類の保全に関する協定」(2004年2月発効)に2008年10月にはアメリカ合衆国も加わり、12カ国が批准国となっている。


                               訳責 :かほ(*^-^*)



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by hearty-nature | 2009-02-13 13:33 | 自然・環境・エコ関連トピック
ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009年2月6日の記事から
「Where Are All the Migratory Birds Going?」 のつづき、3回目です。

( 原文 )

◆ The Case of the Mysteriously Vanishing Bobolink ◆

The bobolink has declined by nearly 50 percent since 1966,
according to the North American Breeding Bird Survey.

Rosalind Renfrew, a biologist at the Vermont Center for Ecostudies,
is hoping to pinpoint some causes of this loss by deciphering the bird's diet.
She's doing this by collecting bobolink feathers
and analyzing their stable isotopes
—one of the most promising strategies
for interpreting how circumstances on wintering grounds affect birds' success on breeding grounds and their overall survival.

Scientists began studying isotopes (versions of one element with different numbers of neutrons) in migratory birds during the 1990s to monitor the diets of large groups.

Bobolinks, which gather in huge flocks,
grow new breeding plumage containing carbon and nitrogen isotopes from food they eat in South America,
and the information scientists glean from the feather isotopes
"tells you what winter habitats they're in,
which determines what threats they might be facing,"
said Renfrew, who is currently analyzing feathers snipped last summer.

Those threats include pesticides in Bolivia and,
to a lesser extent, control efforts throughout the bobolink's winter range by South American farmers, who consider the birds vermin.
(North American farmers used to take potshots at bobolinks
until a U.S. bird protection law forbade it).

As farmland has replaced the South American grasslands
bobolinks historically used for food, their diets have shifted.

With support from the National Geographic Society's Committee for Research and Exploration, Renfrew is analyzing the extent to which bobolinks rely now on South American rice instead of wild seeds.

Rice might fatten birds better, but it also comes with risks, such as pesticides, and may not result in ideal body condition for migration and reproduction.


     * decipher : (鍵、仕組みを発見して)解読する
       interpret : 説明する
       glean : (事実・情報などを)少し筒収集する
       snip : はさみでちょきんと切る

( 和訳 )

◆ ボボリンクの個体数減少の謎 ◆

北米における繁殖鳥類調査によると、1966年以降
ボボリンクの生息数はおよそ半分に減ったことがわかっている。

バーモント生態学センターの生物学者ロザリンド・レンフルー氏は、
ボボリンクが何を食べているかを詳細に調査することで、
生息数の激減の一因を特定できるのではないかと考えている。

レンフルー氏は、ボボリンクの羽に含まれる安定同位体の分析を行っている。
この方法は、越冬地の環境が個体の生き残りや夏の繁殖地での繁殖の成功にどのような影響を与えるのかを解明するうえで、最も有力と見られている。

1990年代から、渡り鳥の食餌を追跡するのに同位体(同じ元素の原子で、原子核の中性子数が異なるもの)の分析が行われるようになった。

ボボリンクは巨大な群れを作る鳥で、夏に生える繁殖羽には、越冬地の南アメリカで食べたものに由来する炭素、窒素の同位体が含まれる。

現在、去年の夏に収集したボボリンクの繁殖羽を分析中のレンフルー氏は、
「ボボリンクの羽に含まれる同位体から越冬地の環境を知ることができるので、彼らがどんな脅威に直面しているのかを決定付けることができます。」と、語った。

ボボリンクの生息数の減少の一因に、ボリビアの農薬汚染が上げられる。
また、越冬地である南アメリカでは害鳥とみなされ駆除されている。
(北アメリカでも、野鳥保護法の制定で禁止される以前には、
農夫が猟銃でボボリンクを撃っていた。)

ボボリンクの越冬地であった南アメリカの草地が農地に変わったため、
本来は野生の植物の種を餌としていたボボリンクは米を食べるようになった。

レンフルー氏は、ナショナルジオグラフィック協会の研究・探査委員会の支援の下で、ボボリンクがどの程度南アメリカの米に依存しているのか研究中である。

米を食べると鳥はよく太れるが、農薬などの危険も伴う。
農薬汚染された米を食べることで、渡りや生殖に耐える健康状態を維持できなくなっている可能性がある。


( つづく・・ )
                               訳責 :かほ(*^-^*)



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by hearty-nature | 2009-02-13 01:58 | 自然・環境・エコ関連トピック